CentOS8設定の基礎 – SELinuxについて その1 概要

SELinuxはSecurity-Enhanced Linuxの略で、Linuxのセキュリティモジュール(セキュリティ強化用のプログラム)です。

しかし、効果や使い方が分かりづらいからか、まず最初にSELinuxを無効化するような解説記事が多いです。

このサイトの記事はSELinuxを使う前提の解説を行っていますが、ここで一度SELinuxの意義や仕組みについて説明したいと思います。

この記事で行うこと

  1. SELinuxの意義
  2. SELinuxの仕組み
  3. コンテキストとは
  4. SELinux設定変更の考え方
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CentOS8でメールサーバ構築 – 添付ファイルのウィルスチェック導入(RSPAMD・ClamAV)

RSPAMDによって迷惑メールの対策は出来ていますが、ウィルスメールのチェックは出来ていません。

迷惑メールと判断されるような如何にもなスパムメールであれば弾いてくれますが、そうではないメールの場合、添付ファイルにウィルスが仕込まれていてもスルーしてしまいます。

なので、今回はRSPAMDにClamAVと連携させてウィルスメールのチェックも行えるようにしたいと思います。

この記事で行うこと

  1. 必要なソフトウェア
  2. RSPAMDの設定
  3. virusgroup グループにRSPAMDを追加
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CentOS8にClamAVをインストールする

ClamAVはClam AntiVirus、つまりウィルス対策ソフトです。(18禁のアレじゃないです)

オープンソースで、無料で使えるウィルス対策ソフトとなります。

Windowsなど他のプラットフォームを対象としたウィルスも検知できます。

主にメールの添付ファイルや共有ストレージなどにウィルスファイルが入り込んでクライアントPCに感染するのを防ぐために使われます。

例えば、RSPAMDと連携してメールの添付ファイルをチェックするといったことができます。

なおClamAVはメモリの使用量が多く、メモリの少ないサーバでの使用は難しいので注意してください。(単体で1GB以上使います)

この記事で行うこと

  1. ClamAVのインストール
  2. ClamAVの設定
    1. scan.conf の設定
    2. freshclam.conf の設定
  3. SELinuxの設定
  4. ウィルス検体データを更新する
  5. ClamAVを起動する
  6. ClamAVのテスト
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