CentOS8でRAIDの管理をする

前回はRAIDの作成を行いました。

これで片方のストレージが壊れても動き続けるようにはなりましたが、ストレージが壊れていないかといった状況を確認したり、ストレージが壊れた際に復旧する方法が分からないとまだまだ安心できません。

今回はそういったRAIDの管理について説明したいと思います。

この記事で行うこと

  1. RAIDの状態確認
  2. RAIDの設定を保存する
  3. RAIDに問題が生じた際にメールで通知を行う
  4. 問題発生時の対応
    1. ディスクの取り外し
    2. 新規のRAIDディスクの追加
    3. auto-read-onlyの解除
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CentOS8でRAID1(ミラーリング)を組む

RAIDは複数のストレージをまとめて1つのストレージとして使うものです。

どのように1つのストレージと扱うかによってRAID0、RAID1、RAID5、RAID1+0など様々なRAIDが存在しますが、今回はこの中で(私的に)最も単純なRAID1を使ってみたいと思います。

この記事で行うこと

  1. 各RAIDについて
  2. RAID1の用途
  3. RAIDの作成手順
    1. パーティションを作成する
    2. RAIDを作成する
    3. RAIDをフォーマットする
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CentOS8でストレージをフォーマットする

初めて使うストレージはUSBメモリであろうと外付けHDDであろうとフォーマットをする必要があります。

これは新品のストレージには基本的にどのようにデータを書き込むかのルールが決まっていないためです。(稀にフォーマット済みのストレージも存在します)

書き込むルールを決めてどのルールを使っているか分かるようにすることがフォーマットです。

また、1つのストレージを用途に応じて複数に分割することが出来ます。分割したものをパーティションと言います。

今回はパーティションを作成し、それをフォーマットして新品のストレージを使えるようにしていきます。

この記事で行うこと

  1. パーティションの作成
  2. フォーマットの実行
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