CentOS8でストレージをフォーマットする

初めて使うストレージはUSBメモリであろうと外付けHDDであろうとフォーマットをする必要があります。

これは新品のストレージには基本的にどのようにデータを書き込むかのルールが決まっていないためです。(稀にフォーマット済みのストレージも存在します)

書き込むルールを決めてどのルールを使っているか分かるようにすることがフォーマットです。

また、1つのストレージを用途に応じて複数に分割することが出来ます。分割したものをパーティションと言います。

今回はパーティションを作成し、それをフォーマットして新品のストレージを使えるようにしていきます。

この記事で行うこと

  1. パーティションの作成
  2. フォーマットの実行
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CentOS8で外部ストレージを使う(マウント)

WindowsではUSBメモリは外付けHDD等の外部ストレージを挿すと自動的に適当なドライブレター(Cドライブ、Dドライブなど)が割り当てられそちらからアクセスすることが出来ます。

しかし、LinuxでUSBメモリなどを接続しても自動的にアクセス出来るようにはなりません。

今回はストレージにアクセス出来るように接続(マウント)する方法を説明します。

この記事で行うこと

  1. WindowsとLinuxでのストレージ管理の違い
  2. 接続されているストレージ・パーティション一覧の確認
  3. パーティションのマウント
  4. 自動マウントの設定
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MariaDB(MySQL)のデータベースをバックアップする

もしもの時のためにファイルのバックアップをこまめに取るのは大切ですが、Webサービスの場合それに劣らず大切なのがデータベースのバックアップとなります。

例えば、WordPressでは記事本文はデータベースに格納されていますし、Nextcloudではアドレス帳などのデータがデータベースに格納されています。

このため、ファイルのバックアップを取っていても、データベースのバックアップが無ければこれらの情報が失われる恐れがあります。

今回は、MariaDBの論理バックアップの方法を説明したいと思います。

論理バックアップはデーターベースを元通りにするためのコマンドを保存するバックアップ方法で、容量を圧縮できずリストア(復旧)に時間がかかりやすい代わりに環境が違っていても復旧が出来るという長所があります。

対して物理バックアップという方法もあり、こちらはデータベースのファイルをそのまま圧縮して保管する形です。圧縮しやすく、リストアも早いですがファイル構造ごと保管するため、ファイル構造が違う環境ではリストア出来ないという難点があります。

この記事で行うこと

  1. バックアップのコマンド
  2. リストアのコマンド
  3. バックアップのシェルスクリプト作成
  4. バックアップを自動化する
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