MariaDB(MySQL)のデータベースをバックアップする

もしもの時のためにファイルのバックアップをこまめに取るのは大切ですが、Webサービスの場合それに劣らず大切なのがデータベースのバックアップとなります。

例えば、WordPressでは記事本文はデータベースに格納されていますし、Nextcloudではアドレス帳などのデータがデータベースに格納されています。

このため、ファイルのバックアップを取っていても、データベースのバックアップが無ければこれらの情報が失われる恐れがあります。

今回は、MariaDBの論理バックアップの方法を説明したいと思います。

論理バックアップはデーターベースを元通りにするためのコマンドを保存するバックアップ方法で、容量を圧縮できずリストア(復旧)に時間がかかりやすい代わりに環境が違っていても復旧が出来るという長所があります。

対して物理バックアップという方法もあり、こちらはデータベースのファイルをそのまま圧縮して保管する形です。圧縮しやすく、リストアも早いですがファイル構造ごと保管するため、ファイル構造が違う環境ではリストア出来ないという難点があります。

この記事で行うこと

  1. バックアップのコマンド
  2. リストアのコマンド
  3. バックアップのシェルスクリプト作成
  4. バックアップを自動化する
続きを読む MariaDB(MySQL)のデータベースをバックアップする

CentOS8設定の基礎 – SELinuxについて その3 実際の設定方法

前回はSELinuxのコマンドについて説明しました。

今回は実際にSELinuxの設定を行ってみたいと思います。

この記事ではコマンドの内容については説明しないので、コマンドについては前回の記事を確認してください。

この記事で行うこと

  1. 今回の例の状況説明
  2. SELinuxのモード変更
  3. ログの確認
  4. 設定の変更
  5. 設定の確認と設定追加
  6. ブール値の問題
続きを読む CentOS8設定の基礎 – SELinuxについて その3 実際の設定方法

CentOS8設定の基礎 – SELinuxについて その2 関連するコマンド

前回はSELinuxの概要について説明しました。

今回はSELinuxのコマンドについて説明します。

この記事で行うこと

  1. SELinuxのモード確認と変更
  2. SELinuxのログを確認する
  3. ファイル・ディレクトリのコンテキストを確認する
  4. ファイル・ディレクトリのコンテキストを変更する
    1. 一時的な変更
    2. 永続的な変更
  5. ブール値を変更する
続きを読む CentOS8設定の基礎 – SELinuxについて その2 関連するコマンド